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第7回学生トレーニング指導者研修・交流会

東海大学 スポーツサポート研究会 トレーニング部門3年 小林寛和です。
2014年12月7日、帝京平成大学中野キャンパスにて「第7回学生トレーニング指導者研修・交流会」が開催されました。

今回の研修会は前半部分では株式会社クラブビジネスジャパン代表取締役社長の古屋武範さんによる「これから成長するフィットネスクラブ、トレーナーの要件 ~こんな学生が生き残り成長し業界を支える~」をテーマにした講演が行われました。
後半部分では実技の講習が行われ「様々な現場で求められるトレーニング指導力を身につける ~実践なくして説得力なし~」をテーマに、競技力向上分野について国立スポーツ科学センター非常勤講師、SPRINT代表の筒井健祐さん、フィットネス分野について早稲田大学スポーツ科学部非常勤講師の土黒秀則さん、子どもの運動について合同会社ウィンゲート代表の遠山健太さんに講習をしていただきました。

前半部分では世界のフィットネス業界と日本のフィットネス業界の現状や未来、さらに今後のフィットネス業界で生きていく上で必要とされるスキルなどを、分かりやすく教えていただきました。普段の生活の中でフィットネス業界の市場規模や会員数、客単価などを知る機会がなかったので非常に有意義な機会となりました。

後半部分は3グループに分かれて実施されました。筒井さんの講習では「走る」場面の動作の理論や基本ドリルなどが行われました。土黒さんの講習ではベンチプレスとスクワットの評価について紹介していただきました。スクワットでは各面(方向)からの観察ポイント、ベンチプレスではバーの持ち方や骨盤、下肢の動きなどの評価を行いました。遠山さんの講習は子どもへの指導という視点で行われました。前転の段階的な指導方法を学び、それぞれの段階の目的を理解しながら学ぶことができました。アスリートのサポートを目指す学生が多い中で、将来マット運動や跳び箱など子どもを対象とした指導を実施する機会が増えてくると遠山さんはおっしゃっていました。そのためもっと広い視点で将来のこと考えるべきだと思いました。

今回の研修会では、これまでにわかっていたつもりになっていた事に気がつくことができました。また、将来のことを考える上でも非常に良い経験となりました。


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