第50回　学園オリンピック・スポーツ大会

東海大学 スポーツサポート研究会 メディカル部門3年 鈴木祥太です。
2015年8月6日～8日の期間、東海大学の付属生徒の隠れた才能を見いだし､それを大学と高校の先生方が専門的な見地から伸ばすことを目的とされている学園オリンピック・スポーツ大会が、今年で第50回大会を迎え、東海大学湘南キャンパスにて開催されました。

私達、メディカル部門はトレーナーブースを出させて頂きました。高校生のコンディショニングに関わるストレッチングやアイシング、さらに啓発資料等を準備し、身体のケアに関する知識の少ない高校生に情報提供を行いました。また、今年度は前年度まで行っていたものに加え、「自分の身体を知ろう」をテーマに掲げ、高校生に対して簡単な測定や評価を行い、自分の身体が今どのような状況なのかを把握してもらった後、抽出した問題点を改善するために、エクササイズを行いました。このブースの運営のために、約2か月間、準備を進めてきました。自分たちで工夫し、苦労して企画した期間が報われ、前年度を大幅に超える高校生や一般の方にブースを利用していただきました。

我々スタッフはこの学園オリンピックでトレーナーブースを設営するという作業を通して、準備の大切さやコミュニケーション能力の重要性を知ることが出来たのではないかと思います。2020年に東京オリンピックが決まりスポーツへの関心が増えた今、このような知識に興味を持つ高校生も増えてきたように思います。この学園オリンピックを機会に高校に戻ってから今回学んだことを活かして、2020年に開催される東京オリンピックに出場するような選手になって欲しいと思います。