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国際応用スポーツ心理学会 報告

報告者:佐野太郎

第30回国際応用スポーツ心理学会(AASP:Association for Applied Sport Psychology )が10月14日~17日までの4日間、米国インディアナポリスで開催され、メンタルトレーニング部門から12名が参加しました。

今回は、世界28カ国から1000名以上の参加があり、応用スポーツ心理学に関する情報交換が行われました。例えば、特別企画では、アメリカの器械体操選手(3名のオリンピックメダリスト)から、自分たちが実践していたメンタルトレーニングの話題提供がありました。またワークショップでは、マインドフルネス(今やるべきことに集中している状態)について、どのように指導していくかという話題提供があり、卓球のラケットやボールを使い、目標設定の重要性を実感するための実習やコインとコップを使った集中力についての実習を実施しました。加えて、コップとピンポン球を使い、平常心の重要性について指導するワークなどがありました。その他にも、トップレベルの選手に対して実施したメンタルトレーニングの実践報告やアメリカ陸軍や陸軍士官学校で実施したメンタルトレーニングの報告等がありました。

最後に、全てが英語で行われたこの学会の内容は全てを理解することは困難でありましたが、引率者がその内容を日本語で15ページ程度にまとめ学内の勉強会や研究会で報告をしました。学生たちは、世界レベルの応用スポーツ心理学やパフォーマンス心理学などの最新情報を学べ、広い見識を身につけることができました。またメンタル面強化に関しては、早く世界に追いつく努力をする必要があると認識をしました。


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