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東海大学 スポーツ教育センター・ スポーツ医科学研究所 共催
第2回フィジカルトレーニングセミナー
『フィジカルトレーニングを競技力向上に活かす知恵』

セミナー概要

スポーツ医科学の進歩に伴い、エビデンスを踏まえたフィジカルトレーニングを志向する指導者が増える傾向がみられます。しかしながら、スポーツ現場では、エビデンスだけでは解決・判断が困難なケースがきわめて多いのが実状であり、経験に基づく知恵の蓄積が不可欠であるといえます。
本セミナーでは、フィジカルトレーニングを競技力向上に活かすための知恵」をメインテーマとして、第一線で活躍されるトレーニング指導者をお招きし、現場での活動事例や技術指導の実際を中心にご紹介いただけます。

日程
2018年03月 10日(土)
13:00〜17:00 17:00 (受付開始 時間 12:30)
会場
東海大学湘南校舎 15 号館 
4階第1会議室/地下1階トレー ニングセンター
主催
東海大学スポーツ教育センター
東海大学スポーツ医科学研究所
講師
受講料
3,000 円(受付時に現金で徴収いたします)
定員
60 名 (JATI 継続単位 1.75単位 付与 ※予定 )
締切
2018年 03月02日(金)17:00まで
服装
運動のできる服装、室内用シューズをご持参ください。
【お問い合わせ先】
事前の電子メールにてお申込みが必要です。
  • 件名:「第2回フィジカルトレーニングセミナー申込」
  • 本文:「1.代表者氏名(ふりがな)、2.所属、3.電話番号、4.参加人数」
    ※複数名の方がご一緒に参加される場合は、必ず「参加人数」をご記名ください。
上記の内容を、東海大学スポーツ医科学研究所(担当:小山)spoiken@tsc.u-tokai.ac.jpまでご連絡ください。

セミナースケジュール

12:30
受付開始
12:55
開会の辞 開会の辞開
13:00~14:30 
シンポジウム「フィジカルトレーニングを競技力向上に活かす知恵」
  • [講演1] 13:00~13:30
    『サッカーのフィジカルトレーニングと大学での取り組み』山田 庸 氏(びわこ成蹊スポーツ大学
  • [講演2] 13:30~14:00
    『ムーブメントスキル向上のための取り組み』 緒方 博紀 氏(国立スポーツ科学センター
  • [講演3] 14:00~14:30
    『柔道競技専門トレーニングコーチとしての取り組み』 小野 祐希 氏(トレーニングベア代表)
14:30~14:50
休憩
14:50~17:00
実技
  • [実技1] 14:50~15:50
    『姿勢と腹腔内圧(IAP)の観点からトレーニングフォームを考える』緒方 博紀 氏(国立スポーツ科学センター
  • [実技2] 16:00~17:00
    『柔道の動作特性に対応した専門的トレーニング』小野 祐希 氏(トレーニングベア代表)

講演概要

シンポジウム

テーマ 「フィジカルトレーニングを競技力向上に活かす知恵」

講演

1.「サッカーのフィジルトレニングと大学で取り組み」 山田 庸 氏(びわこ成蹊スポーツ大学)
サッカーのフィジカルフィットネスは年々ハイレベルとなり、試合数の増加にも対応したコンディショニングも求められています。今回は、パフォーマンス分析、生理学的背景を踏まえたうえで、大学サッカーチームにおけるボールを使用し競技特性に応じたフィジカルトレーニングの実例を紹介します。
2.「ムーブメントスキル向上のため取り組み」 緒方 博紀 氏(国立スポーツ科学センター)
ムーブメントスキルの向上のために多様なバリエーション、複数のエクササイズを実施することによって学習効果を促進する可能性があります。過去の事例を踏まえて実践例をご紹介します。
3.「柔道競技専門トレーニングコチとしての取り組み」 小野 祐希 氏(トレーニングベア代表)
本公演では、まず一つ目に「柔道競技専門」に至った理由について説明いたします。そして二つ目として、選手やチームに提供している「課題に即したトレーニング実施」に関して、私が実践しているPDCAサイクル(STPDサイクル)について考え方を説明させていただきます。

実技講習

1.「姿勢と腹腔内圧(IAP)の観点からトレーニングフォムを考える」 緒方 博紀 氏(国立スポーツ科学センター)
動作の質はその動作を行う前に脳、中枢神経が感知する情報がキーになっています。いかなるエクササイズでも出力を上げるには身体の安定性、関節の安定性というインプットが大切です。このインプットについて姿勢とIAPの観点からトレーニングフォームを感がていきます。
2. 「柔道の動作特性に対応した専門的トレーニング」 小野 祐希 氏(トレーニングベア代表)
柔道選手に提供しているトレーニングエクササイズの中から、柔道に特異的と考えられる動作を考慮した専門的エクササイズを紹介させていただきます。

講師紹介

山田 庸(やまだ ひろし)

びわこ成蹊スポーツ大学 准教授
1977 年生。 東海大学体育部科 卒、筑波大学院博士課程修了(体育科学博士)
フィジカルコーチとして、筑波大学蹴球部、Jリーグ徳島ヴォルティス、韓国 Kリーグ江原FCに在籍。2013年より現職サッカー部コーチ を経て 2014年よ り同女子監督。JATI -ATI 、日本サッカー協会公認B級コーチ。

緒方 博紀 (おがた ひろき)

国立スポー ツ科学センタートレーニング指導員
1983 年生 、福岡県出身。 国際武道大学体育部スポーツトレーナー学科卒業。東海大学大学院修士課程体育学研究科修了。
NEC レッドロケッツトーニングコーチ、 JT マーヴェラスS&Cコーチを経て 、現在は国立スポーツ科学センタートレーニグ指導員としてトップアスリートのトレーニング指導に携わっている。

小野 祐希 (おの ゆうき)

柔道専門トレーニングコーチ・トレーニングベア代表
1984年生、千葉県柏市出身。東海ヂアガク体育学部卒業。東海大学大学院修士課程体育学研究科終了。
大学在学中は、東海大学男子柔道部のサポートスタッフとして体力強化のサポート従事。横浜市スポーツ医科学センター委嘱研究員を経て、現在は、柔道競技専門のトレーニングコーチとして、日本全国の柔道チーム及び選手を対象としたトレーニング指導を行っている。2017年より日本スポーツ振興センター契約職員として、全日本柔道シニアの体力強化を担当。JATI-ATI。


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TEL:(東海大学代表)
0463-58-1211
FAX: (スポーツ医科学研究所事務室)
0463-50-2046

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